数字コンサルの経営に効く「気づきの種365」
新しい発想は些細なことから生まれるものです。このブログでは、経営改善のきっかけとなる「気付き」の情報を提供していきます。
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Author:片居木進
自分のかかわった企業を社長だけではなく社員もふくめて全て幸せにしたい。そのために出来ることは何でもやる。ちょっと固いですが、これが私の信念です。
現在は、経営計画を使った企業の体質改善に力を入れています。^^

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一挙両得の節税商品
 平成23年10月より、経営セーフティー共済(旧名称は、中小企業倒産防止共済)の掛金限度額と毎月の掛金が引き上げられる。経営セーフティー共済は、取引先の倒産により、売掛金等の債権が回収不能となった場合、いままでの掛金合計額に応じて迅速な融資が受けれるものだ。

 この増額改正によって、上限の320万円までの積み立てを行っていた事業者も、新たな積み立てを行うことができる。掛金は、税法上損金となり、1年分の一括前払納付を行うことにより、大幅な節税を行うことができる。たとえば、決算月に掛け金限度の20万円を一括納付すれば240万円(20万円×12ヶ月)の損金算入が可能だ。加入希望日の5日までに書類が到着するように手続きすることで、その月の27日に引き落とされる。

 資本主義の限界が来ているとも噂され、経済の不安定化が加速度を増す中で、取引先の倒産に備えるためにも加入してみては、どうだろうか。


↓ 経営セーフティー共済については、こちら ↓
http://www.smrj.go.jp/tkyosai/

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マネジメントゲーム「戦略MG」の攻略法?
 前回、初めて戦略マネジメントゲーム「戦略MG」をプレイして、次回のプレイ時に試して見たいと思った戦略を列挙しておきます。

(1)市場独占戦略
 上記の戦略を基本とし、大型設備に投資を行い大量の商品を他の参加者の製品完成前に売りさばきます。また、その利益をもとに原材料の買占めを行います。

(2)緊急在庫のストック
 緊急の商品需要にこたえられるよう常に在庫を維持しておきます。特に、リスクカードを引いたときの、独占市場販売のチャンスを逃さないように営業可能量の在庫を常に保持しておきます。

(3)データ経営
 ゲームで許されるかわかりませんが、パソコンを持ち込み上記販売記録の統計と、現状の財政状態をリアルタイムで計算していきます。
 実際の経営における月次(日時)決算に近いですね。これにより、粗利益利率、利益等の管理を行い黒字経営を目指します。

(4)経営計画の遵守
 経営計画における粗利益率を遵守できるように、仕入単価、特に販売単価の遵守を行う。低価格の市場では、商品の販売を見送り、他の参加者が欠品を起こしている際、もしくは親の時に大量の販売を行う。

 初回のゲームで考えた戦略は、こんなところです。実際のビジネスと同じように相手があるので、そう簡単にはいかないと思いますが、次回「戦略MG」をプレイするのが楽しみです。「戦略MG」は、ビジネスの全体像をつかみ、計数感覚を身に付けるには最適な方法です。ぜひ、御社の研修に「戦略MG」を取り入れてみてください。


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コンサルタントが考える「戦略MG」の攻略法
 本日は、マネジメントゲーム「戦略MG」を初めてプレイして気づいた、私の戦略を書いていきます。大学院生として、原価計算の権威である公認会計士の林總先生から直接、原価計算を教わっているので製造業のゲームでは負けられないとの思いがありました。

それでは、私が取った戦略を列挙していきます。

(1)安く買って高く売る
 会社名は参加者が自由に決められるのですが、私は、「有限会社クリエイティブ・ファクトリー」としました。これは、低価格競争ではなく高付加価値の製品を製造して販売しようという、意気込みを社名としておりこんだものです。なるべく安く買って、高く買おうと心に決めてゲームをスタートしました。実際には、仕方なく低価格競争に参加してしまいましたが・・・

 実際のビジネスでは、製造部門とは別に「資材購買管理部門」を設置し、製造部門の材料発注を監督する必要があります。このダブルチェック機能がないと、製造部門と材料業者の癒着や、長年の付き合いにより相見積もりをとりづらいなど、仕入単価の高価格化の要因が生じます。
 また、営業担当者には商品の適正原価を教え、値引きの枠と権限を決めておきます。また、営業の評価は売上高ではなく粗利益で行っていきます。

(2)ボトルネックの最適化
 ボトルネックを作らないようにすべての、最大活動量を均等にするように工夫しました。具体的には、メモ用紙に、1)仕掛品製造工程、2)製品製造工程、3)販売工程の最大処理量を記載し、変更があるたびに数字を訂正していきました。これにより、どこにボトルネックがあるか、すぐに判別することができます。
 実際の製造活動では、ボトルネックがあるとその工程の直前に在庫が滞留してしまいます。また、在庫の管理責任を製造部門ではなく営業部門に持たせることにより、在庫を意識した販売活動につながり、在庫量を削減することが可能となります。在庫量を1目で把握するためのラインを引くなどの「目で見る管理」も重要です。

(3)販売統計の記録
 市場でのせりに参加している各参加者の入札の動向から、各参加者の入札パターンを割り出し、それに応じて入札価格を変動する。また、落札価格の統計を取ることでなるべく高価格での落札率をあげる。この統計を取ったことにより、入札に勝てない場合でも落札者にかなり近い見積もりを出すことができました。ただし、この戦略により、あまりにも低価格競争の時に落札を可能としたため、これが逆に粗利益を下げる要因となってしまいました。

(4)時間当たりの付加価値(生産性)を高める。
 ゲームでは、各ターンごとにできることはきまっていますが、次の3つに関しては生産性を高めることができます。1)商品の仕入:お金のある限り、同時に複数の市場からいくつでも購入可能。→大量仕入により仕入のターンを節約できる。2)材料の仕掛品製造工程への投入と製造工程からの製品完成は、同一ターンで行える。3)販売は他社の販売に便乗する。→ターンの節約(ただし、自分で販売する場合には多少有利な条件で販売できます。)

これらの戦略が私が初回に考え、実行した戦略です。

次回は、ゲーム終了後に、主催者の説明や自分なりの気づきから得た戦略をあげておきます。

テーマ:経営コンサルタント - ジャンル:ビジネス

「戦略MG」でわかる性格別のビジネス戦略
マージャンやゴルフをやると人の性格がよくわかるといいますが、本当にそのとおりだと思います。今回、「戦略MG」をはじめてプレイしてみて面白かったのは参加者各人の性格が浮き彫りにされたことです。面白いように、参加者の各人がそれぞれ違った事業戦略を行って生きました。

 Mさんは、開始早々、大型設備投資を行い大量生産による、薄利多売戦略を行ってきました。しかし、実際のビジネスでも値段による勝負は長くは続きません。製品がコモデティ化(マーケティング用語で、一般化ということ。差別化ができなく、価格勝負になってしまった商品やサービスを指す。)してしまうと、低価格戦略に走りたくなります。しかし、この戦略は長続きしません。高くても売れる付加価値をつけて、値段以外を購買選択の基準としている消費者に対して、商売を行っていく必要があります。値決めの基準として、原価を基準に売値を決めるコストアプローチを選択している経営者が多いですが、広告宣伝費や顧客フォローの費用を捻出できないばかりか、価格によって、ブラントスイッチを起こしやすい流動的な顧客を相手にすることとなります。
Mさんは、大量生産はしたものの販売価格を極端に低くしてしまい、「薄利少売」となり、固定費が回収できず赤字となってしまいました。
まぁ、実際、生産財に関しては価格勝負となってしまうのも仕方がないですが、品質やアフターフォローなどで差をつけ「適利通売」を行いたいものです。

戦略MG_社員経営教育_製造マネジメントボード
 一方、Yさんは、Mさんと対照的に、付加価値をつけることで価格競争を避ける戦略をとってきました。はじめて「戦略MG」をプレイするのに、このポイントに気づくのはさすがだと思いました。この「戦略MG」では、研究開発を行うことで、価格勝負を避けることが可能になります。たとえば、研究開発を行って商品の付加価値を高めている場合には、販売価格が多少高くても商品が売れることとなります。Yさんは、開始早々、何度も研究開発を行って、製品の価値を高め価格競争を回避していました。私は、2期遅れて、その重要性に気づきましたが、結果的にYさんが一番良い利益を出していました。

 女性参加者のIさんは、経営計画の重要性に気づいていました。事前に目標利益率等を決めることで、無理に低価格競争となった入札に参加しないなど、冷静な判断ができるようになったとのことです。ただ、あまりに慎重になったためか、すべての参加者が商品の欠品をしているビジネスチャンスに商品の販売を行うことができませんでした。競合がすべて欠品状態ですから、最高値でも販売することができました。このチャンスを逃したことを最後まで悔しがっていました。実際のビジネスでも、チャンスに後ろ髪はありません。いつでも、チャンスに備えられるようにしたいものです。
 また、Iさんは、資金繰りの予測を誤ったため期中で突然現金がなくなり、高利の融資を申し込む羽目になりました。これによって、利益に悪影響がでていました。
戦略MG_社員経営教育_手書用紙

 一番、面白かったのが、Kさんです。「戦略MG」では、製造部門の機械作業員と営業マンを雇うことができるのですが、Kさんは、1人の社員に製造と営業を行わせていました。部門を移動する場合に研修費が必要となりますが、人を雇用する場合とは比較にならないほど節約ができます。Kさんは、このワンマン運転により、大幅な人件費の節約を図っていました。しかし、従業員が嫌気を指したのか突然の退職を言い渡され、事業がストップする自体に・・・^^;いやー社員の突然の退職は、よくあることですが、実際のビジネスに近いですね^^

 以上の様に、それぞれの参加者がまったく違った戦略をとっていたのが印象的でした。ゲーム終了時に自社の経営状態の悪さの原因となった意思決定の反省をし、他の参加者からビジネス上のヒントを学ぶ。この「戦略MG」は、まさしく実際のビジネスを疑似体験していると思います。何かを学ぶときはまず実践し、その後に必要なアドバイスを受けると吸収力が違ってきます。この「戦略MG」を実施した後に、経営戦略やマーケティングの話をすると格段にビジネスの対応力が向上すると思います。ぜひ、社員教育等で「戦略MG」を使ってみてください。御社の社員の現場対応力が飛躍的に向上すると思います。

P.S.長くなりましたので、私の戦略はまた今度

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「戦略MG」で学ぶビジネスを行う上で一番需要なこと
 前回に続きマネジメントゲーム「戦略MG」の話です。

 ゲームの基本的な説明を受けた後、初回のプレイのお話です。私は、資本金300万円のところで、いきなり200万円の融資を申し込み、保険や機械の生産性アップに投資しました。ゲームが初めてだったため、どれぐらいの出費があるか予想できず、適当に融資を受けたのですが、2期間の間、現金を寝かしている状態となり、結果的に2期に割ったって無駄な金利を払う羽目になってしまいました。実際のビジネスでは、借入実績を作るという名目があるのですが、このゲームでは意味がないことでした。

 ここで私が教訓として学んだことは、私が日ごろ新規事業を立ち上げる際に指導している「事前調査」をきちんとしなかったことです。新規事業を立ち上げる際には、ビジネスプランの構築が重要となります。そしてそのためには、徹底的な調査が必要となります。この場合ゲームを始めるまでに、分析する時間はほとんどありませんでしたが、1つ調査をする方法がありました。

 それは、主催者に過去の固定費等の平均を聞くことです。実際には、答えてくれたかわかりませんが、この情報を事前に入手すれば、大型の機械に投資するなどの場合を除き、毎期10%もの高金利の融資は必要ないと判断できたはずです。
戦略MG_書類_社員計数管理教育

 また、「どういう戦略があって、どのような戦略がお勧めでしょうか。」という質問もできたはずです。これは、ゲームなので答えてくれるかはわかりませんが、実際のビジネスではいくらでも教えをいただくことが可能で、場合によっては同業者でも、可能なのです。「こういうことは聞いてはだめなのかな、聞いても教えてくれるわけがない、このようなことは業界慣行からはずれる。」こういった、自分の中の常識に縛られていると結果として、成長するきっかけを失ってしまいます。実際のビジネスでは、ルールはほとんど存在しません。常識に縛られ、普段指導していることを実践できなかった・・・それが初めての「戦略MG」での気づきでした。

 P.S.「戦略MG」は、実際のビジネスと比較することでいろいろな気づきを与えてくれます。まだ、プレイしたことがないという方は、ぜひ1度体験してみてください。数時感覚を身に着ける社員研修にも最適です。

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